アナログメモの功罪
皆様いかがお過ごしでしょうか。
おうおう、もう今年終わるで〜
あるアニメの放送の告知があったのが随分前で、予約録画ができなかったのですよ。
なので付箋にメモメモ、毎日目にするパソコンの画面にペタッとな。
さて、私の脳みそというものは不思議なもので、メモに書いてアウトプットしたことで「これはもう忘れていい記憶だ」と認識してつるっと忘れます。
1週間過ぎ、2週間過ぎ……パソコンに貼った付箋は見慣れた風景となり、今日も無事に貼ってあるなぐらいの当たり前さ。そこに書いてある日付もチャンネルも番組名も書き出されて固定化された「忘れることのない安心な情報」であり、そこにあれば大丈夫に成り代わっておりました。
見事に録画しそびれました(泣)メモの安心感半端ないわ
今回の反省点:アナログメモは今日、明日の予定しか書かない!それより先の予定はスマホのカレンダーに書き込んでアラームで知らせるようにする。
※ありがたいことに北海道放送さんで「はたらく細胞〜風邪症候群」放送してくれるってよ!やったね!
北海道地震ーうちの場合
深夜、ンゴウゴゴゴゴゴという地響きと長めの横揺れで目を覚ます。
今まで感じたことがない長い揺れだった。
倒れたり、壊れたものはなし。
居間に移動して、母と安否確認。
テレビ、電話、Wi-Fiのランプが消えていた。部屋の電気も点灯せず、停電であることを知る。窓から見ても、駐車場の明かり、看板の灯りなども消えている。病院の非常灯の明かりなどは付いていて、真っ暗ではない。
とりあえず、パジャマから服に着替える。
蛇口をひねっても、水が出ない。
マンションあるあるで、電気で水を汲み上げるポンプ式だと停電になると水の供給が止まるのである。
非常時用の充電式ランタンをつけると、明かりが弱い。
(ハンドルを回しても充電できるタイプなのだが、基本の使い方がコンセントで充電して使って減った分を手動で充電するということらしい。ハンドルはあくまで補助。いくら回しても明るくならなかった。そして回すとうるさい。避難所では使えんな)
非常用電源なのか、部屋の外の階段は電気がついている。
ラジオを聴きながら朝をまんじりと待つ。
水が出ないということはトイレも流せない。3回くらいはタンクの中の水で流せるが、それ以降は流せなくなるということ。
暑いからお風呂に溜め水もしていなかった。ぐぬぬ。
使ったペーパーはゴミ箱に捨て、流すのは何回か溜めてからという方針にする。
飲み水にはならない水が、バケツに1杯集められた。
(台所の洗い桶の水、花瓶の水、洗濯のつけおきの水など)
何時間かすれば停電は終わると思っていたのだ、この時は。
この時、情報はラジオとスマホのみ。スマホは充電してなかったのでバッテリーが減るのが怖くて見ないようにしていた。スマホ充電器も持っていなかった。
何しろ気が動転しているので、頭が回らない。
夜が明ける前に階段の電気が消えた。
午前4時ごろ、じわじわ空が白み始める。
午前6時、水の買い出しに出る。
信号機が点いていない。交通整理もしていないのに結構普通に車が走っていて驚く。手を上げて横断歩道を渡らせてもらう。近所のスーパーは24時間営業なのに閉まっている。
ダメ元でコンビニまで足を延ばす。ローソン、セブンは開いていた。店内は暗いが人が並んでいた。みんな粛々と並んでいた。パンやお弁当の棚はカラ。水はさすがにもうなかったのでお茶を何本か買う、ありがたい。
ガスは来ていたので前日から仕込んでいたご飯を炊く。ガス釜でよかった。
ラップでおにぎり。おかずはお皿にラップを巻いて載せる。焼いたお肉はお皿にラップを巻いてさらにアルミホイルを巻いてから載せる(溶けると困る)。
ラジオでスマホの消費電力を抑える方法を聞く。
・低電力モードにする。
・使ってないアプリを強制終了する。
iphoneとmacbookをUSBケーブルで繋いでスマホを充電する。
お昼過ぎごろ、スマホ・携帯が圏外になる。
携帯の基地局の非常用電源を使い切ったためらしい。
トイレの水がない。ラジオでは停電が1週間続くと言っている。やばい。
一軒家なら大丈夫かもしれないと母が水を探しに行く。
近所の人が外の水道を使わせてくれるという。
バケツに大きいビニール袋を入れたのと(そのままだとこぼすのでビニール袋を入れて口を縛る)、ペットボトルを持って行く。
水のありがたさをすごく感じる。トイレがクリーンになった。顔も手も洗わせてもらった。
非常用に簡易トイレ、飲料水の買い置きをする、お風呂にため水をする。メモ。
NTT東日本が公衆電話の無料化をしてくれる。
スマホも携帯も圏外だし、携帯は古いやつなので数回安否確認で電話やメールが来たら電池マークが赤色である。
夕方、公衆電話を探しに行くと2人ほど並んでいた。本州には電話できたが、近くの親戚には繋がらない。停電のせいか。
この時には信号機が点いていた。街路灯、看板など道路沿いに明かりが少しづつ戻って来た。
朝開いていなかったスーパーが開いている。人数制限をしているので長い行列ができている。
夜、肉を焼く。魚焼きグリルにアルミホイルを敷いて、下に脂が垂れないようにする。
日が暮れて暗くなったので、懐中電灯で照らさないと肉が焼けたのかどうかわからない。肉は塩麹に漬けておいたのと極力冷蔵庫を開けなかったのでいける。
星が綺麗だ。
いつもよりたくさんの星が見える。
午後10時、いつもより早く寝る。
余震が心配なので、服を着たまま布団に入る。
まあ、全く眠れない。まぶたは眠気で重いのに、目を閉じると休みなくいろんな映像が浮かんで来て、落ち着かない。寝返りを打つとみぞおちのあたりがばくばくして、体が振動しているみたいになって、揺れてないのに揺れているように感じてしまう。ちょっとした物音でも、心臓がドキドキする。
で、これはもう無理だと思ったんで安定剤を飲んで寝ました。
ま、こういう時はあんまり効かないけど少しは眠れました。
午前2時。メールが届いた音で目がさめる。
日付は前日の夕方。で、メールが届くということは電気が来たんじゃねということで、階段を見たら明かりがついてる。
トイレのレバーを動かすと水が出る!
ブレーカーを入れて、スイッチを入れたら電気がつく!
停電おわた!!
今朝、初めてテレビで地震の惨状を見ました。
私が経験したのは1日の停電と水が出ないという状況でした。
食べ物や飲み物に困ることもありませんでした。
しかし、それだけでも心も体も疲れました。
非常袋の見直し、水・食料の備蓄、いろいろ災害に備えるものの見直しが必要でした。
取り急ぎ、うちの場合でした。したっけ
恐怖 テレビのあちらとこちら
テレビの向こうでは、台風の被害が映し出されていた。
年々ひどくなっているような気がするが、どうだろう。
横殴りの雨が白いラインを残す。画像だけ見ていると吹雪のようだ。
それだけひどい雨なのだろう。
画面の下の方に、細い枝のようなゴミが黒く写っていて
「ああ、風に飛ばされてカメラにくっついたんだな」なんて思っていたのだが、
うん?字幕の上に乗ってるってどういうこと?
注意:ここからは虫嫌いの人は見ないでいただきたい
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