お彼岸おはぎゆかりちゃん
今日はおはぎデーですね(お彼岸とも言います、てかお彼岸がメインです)。
春は、ぼた餅と呼ぶという話もありますが、うちでは年中この形態の食べ物は
おはぎと呼びます。ぼた餅と聞くと『まんが日本昔ばなし』に出てくるような
つぶあんのこぶし大はありそうなものが思い浮かびます。個人の感想です(笑)
あんこはつぶあんでもこしあんでもどちらも好きなのですけど、亡くなった
祖母と父がこしあん派だったもので、母の作るおはぎはこしあんです。
よく練って「ぱかっ」と割れるようなのが父のこだわりでした。口は出しても
手は出さない、後ろであんこの練り上がりを監視するという(笑)
普通のこしあんと、練りゴマを混ぜたゴマあんの2種類をいただきます。
そうそう、中のもち米は「皆殺し」です。
これは亡くなった祖父のこだわりで、米粒がなくなるまでよく搗きます。
おもちの一歩手前くらいですかね。別名、飲めるおはぎ。
これに桜の塩漬けの塩抜きして刻んだのを、中のもち米に混ぜると
桜の風味がして春らしくていいのですが、ないので今回はこちらを
混ぜました。
「ゆかりちゃん」です。
えっらい年代物の瓶に入っていますが(40年は経ってるのか?)、
中身もいつ足したか不明な感じの「ゆかり」です。
塩がいい感じに枯れてマイルド、紫蘇の風味はちょっと遠い感じですけど。
おしるこ食べる時と、おはぎの時にしか存在を思い出されないという、
不憫な子です。ですけど、家で梅干しをつけなくなったので作れなくなった
貴重な子でもあります。なので大事に使います。
写真を撮っていて気づいたんですが、このコーヒー「カフェインフリー」
だったんですね。気づいた時にはこの瓶は「ゆかりちゃん」入れだったので
このコーヒーを飲んだ記憶はないんですが、そんな昔からカフェインフリー
のコーヒーがあったのは知らなかったわ。